株式会社 金澤兼六製菓様の被災状況を知る
2024年元旦、家族そろって新しい年の始まりを祝うその日に大きな地震が石川県を襲いました。
久世福商店、サンクゼールに「ふんわりパウンドケーキ」を提供してくださる金澤兼六製菓様も、その日、大きな被害を受けました。
昭和10年創業。90年近く「たくさんの笑顔に出会えるためにできることを」と真摯に心を込めてお菓子作りと向き合ってこられました。
「ふんわりパウンドケーキ」も、その優しい甘さと口当たりが幅広い世代のお客様に愛されている定番商品のひとつです。
金澤兼六製菓様の珠洲市内の工場は再建の目途が全くつかないほど崩壊してしまいました。そして、何より大切な従業員の方の命が失われてしまいました。
被害の状況を伺った担当バイヤーは言葉を失いました。なんとお声がけをしたら……。
何もできないもどかしさがこみ上げます。小さなことでも私たちができることはないだろうか。
心のこもったお菓子を届けてくださり、多くの笑顔を下さった金澤兼六製菓様を今度は私たちが支え、少しでも力になりたい。
会社として義援金をお送りすることを決め、動きだしています。
もちろん、パウンドケーキの販売も引き続き行ってまいります。
これが今私たちにできることだから。
最後に、この場をお借りして金沢兼六製菓の亡くなられた従業員の方とそのご家族に、心からお悔やみを申し上げます。