いよいよ収穫の時を、サンクゼールのぶどう畑も迎えました。
サンクゼールのぶどう畑【大入りぶどう園】はシャルドネ種を中心に植えられ、古いものでは樹齢30年にもなる古木も沢山。創業のときからヴィニュロンたちが、『去年よりも今年は少しでも良いぶどうを、おいしいワインを作りたい』と、愚直に真摯に向き合って守り続けてきた、大切な大切なぶどうの木です。
今年もそんなぶどうの木々に、美しいぶどうがたわわに実りました。ヴィニュロンたちが天候と真剣に向き合って育ててきたからこそ、甘さと酸味のバランスが整い、美味しいワインへと変化していきます。
とてもいい天気に恵まれた朝、いよいよ収穫がスタートしました。収穫目前の分析データをもとに、目指した味わいのワインにするため収穫の日を選定しました。
酸味がしっかりしたこの時期のぶどうからは、すっきりとした辛口の白ワインを作ります。サンクゼールの自社畑のぶどうは糖度も高く、酸やミネラルも程よく入り込みます。すっきりとしながらも果実味があり、余韻の美しい白ワインを目指して、畑から醸造設備へ収穫したぶどうを運び、真摯に仕込んでいきます。そして出来上がった白ワインの一部は、更に蒸留し、ブランデーへと変貌していきます。
これから更にたくさんのぶどうが醸造所に届けられます。
一年に一度の仕込みの時期、秋が深まるまで続く多忙なヴィニュロンたちの日々のご紹介を続けていきます。
まずは初収穫!
自然が育ててくれた実りの豊かさに感謝。