株式会社 麩金様の被災状況を知る
金沢名物「麩」。
歴史的に寺の多い地域であることから、精進料理の一つとして親しまれたことが始まりと言われています。
麩金様は「麩」の伝統を守り、未来へつなげたいという思いでその時代に愛される商品を生み出してきました。
たび福にも出品いただいている「麩まんじゅう」も麩金様の素晴らしい商品。生麩独特のもっちり食感とこだわりの餡が魅力です。
久世福商店に並ぶお吸い物最中はお湯を注ぐだけで料亭のような味わいに。見た目にも上品な花の形と紅白の色合いが華やかでめでたく、お祝いの贈り物としても喜ばれています。
2024年元旦に起きた能登半島での大地震。幸い麩金様の従業員皆様はご無事で、工場や事業拠点も倒壊などの被害は免れました。
しかし、地元のお取引先である多くの旅館やお土産店の被害が大きく、出荷するはずであった商品が次々とキャンセルになってしまったそうです。全く再開の目途は立ちません。当然会社の売り上げは大きく落ち込んでしまいます。
この先行きの見えない状況がいつまで続くのか。閉塞感の中で一刻も早く状況を打破しようと苦しんでいらっしゃると伺いました。
悲痛なお声を聞いて、私たちに何かできないか考えました。素晴らしい商品を生み出す会社様と金沢の「麩」の伝統を支えたい。
大切な贈り物に華を添えるお吸い物のような美しくあたたかな文化とそれを守る方々。
私たちは寄り添い支え続け、未来につなぐお手伝いしていきます。